みなさまこんにちは。綱島台クリニックの高橋です。

12月に入り、急に寒くなってきましたね！

さて、今日は歯周病の治療の中でも抗菌薬を用いた治療法についてご紹介いたします。

FMDI(full Ｍouth Disinfection )とは

歯周病原菌の抑制に効果のある抗菌薬を用いて、薬剤が奏功している期間(１週間)の間に全ての歯周病原菌を除去する方法です。

口の中には200種類の細菌が住んでおり、その中でも歯周病に関連するものがAa菌、Tf菌、Pg菌、Pi菌、Td菌の5種類と言われています。この5種類を除菌します。

歯周病原菌は歯の表面に形成されるバイオフイルムという細菌の中に存在します。その菌を取り除くには歯の表面をクリーニングするしかありません。

保険適応の歯周病治療では、クリーニングを4回から6回に分けて進めますが、その間に治療が終わっていない所から、治療が終わった箇所へと再感染するリスクがあります。

FMDIでは抗生物質を服用する事で、その再感染を防いで高い治療効果を得る事が出来ます。

薬の効果の出ている１週間の間に1回から2回来院して頂き、歯周ポケット内を洗浄します。

✳︎保険適応外となります。(歯の本数により金額が異なります。)

進行した歯周病でお悩みの方にお勧めです。

詳しくはスタッフまでお尋ね下さい！